精神科医療と心理学に関するあれやこれや

初老の精神科医が、精神科医療の現実や心理学的知見などについて徒然なるままに書き散らします

まずは自己紹介-このBlogと作者のこと

皆さんはじめまして、今回このBlogを立ち上げましたyamaneko831こと、山猫と申します。どうぞご贔屓によろしゅうたのんます(笑)

 

なぜ、50代になる私のようなオッサンがこのようなBlogを立ち上げようと思ったのか…ひとつはそろそろ終わりが見えてきた自分の人生を振り返ったときに、これまでのささやかな経験を何らかの形で残しておき、誰かの役に立てることができればという思いからです。

 

私はいま思い返すと、少々複雑で問題の多い幼少期を過ごした後、平成の初めに医師となりました。以来、小児科→心療内科→精神科といくつかの科で学ぶ機会に恵まれ、この3月末まではある民間の精神科病院で勤務しています。

 

元々、小さい時から心理学や精神医学に興味があり、そのような本ばかり読み耽っていた暗~い思春期青年期でしたが、その理由のひとつが自分自身の様々な問題に根差していることに気付いたのは、もう医者になって数年を経過した30歳近くなってからでしょうか。

 

以来、ひとつは自分自身の問題を解決するため、もうひとつは知的好奇心から、30年近くこの現場に関わり続けてきました。その間に気付いたこと、体験したこと、勉強したこと…その中から誰かの参考になりそうなことを、まさに徒然なるままに書き綴って行きたいと思います。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

【注意】このBlogでは事例として、患者さんに登場していただくことがあると思いますが、倫理上及びプライバシー保護の観点から、それらの患者さんは実際には存在せず、架空のものであることを予めお断りしておきます。